イギリスダンス紀行(フェザーステップ)

 

 

HPを新しくしました。

一番最初は皆さん大好き

「フェザーステップ」

にまつわるお話をしたいと思います。

 

雑感ですので、正解とは違います。

 

 

その前にイギリスに行った経緯を。

イギリスで開かれる世界で一番有名なブラックプールダンスフェスティバル。

その中で世界で一番有名なブラックプールダンスフェスティバル内で行われる、

Congressを生で見てみたいのがきっかけでした。

見学だけする、というと、出場するように言われてエントリーしました。

先輩にはせっかくイギリスまで行くのだからダンス漬けになるようにアドバイスもいただきましたが、

イギリス文化を知らずにイギリスのダンスが理解できるのだろうか、という興味から、

許される日程の範囲内で観光を付けました。

ブラックプールというのは地名でロンドンからマンチェスターへ行き長距離バスで移動したり、

フィンランドのヘルシンキやオランダアムステルダムからマンチェスターへ移動します。

 

「ブラックプール、ジュニア時代に行ったことがありますが遠いですよ」

コーチがにやりと微笑むと私たちのために合宿をしてくれました。

そのため旅立つときには若干疲労が残る形で初渡英。

本当に、本当に遠かった。

ほぼ24時間移動しているような雰囲気です。

 

そこで休憩のためにマーローに立ち寄るプランでした。

 

 

フェザーステップというステップ名になった由来は諸説ありますが、

その中でよく「水鳥のように」「白鳥のように」という言い方をされてきました。

学生だった当時浮かんだのは「スワンボート」

もしくは公園の湖に優雅に浮かんでいる白鳥でした。

 

 

 

マーローではまあまあの時間がありました。

英語に慣れた方はレストランで軽食をとるくらいの時間がありました。

しかしまだ個人的にレストランに入るのをためらってた私たちが、

良いお天気の中で集合時間までテムズ川のほとりを歩いていると、

ボート競技で有名な別荘地のため豪邸が立ち並び、

ボートがたくさんありましたが、

それより早い物体を見つけました。

 

SWANです!

 

 

あまりにびっくりしてカメラを回してしまいました。

 

 

「水鳥(白鳥)はただ浮いているように見えるけど水面下で水を漕いでいる。

そんな風に、上は優雅に水平に、レッグはアクティブに使うんだよ」

そんなことを、スローフォックストロットを習いたての時に聞いたような気がします。

羽根のように緩いカーブを描いて踊られるのが「フェザー」と聞いたこともあります。

 

 

しかし、「水面下」がボートより速いだなんて思いませんでした!

 

 

生で体験すると違う!と、

驚かされた事件でした。

 

 

イギリスの先生に習ったことを意訳されている場合、

水鳥がSWANだったかどうかもわかりませんが、

英語の直訳がわかるだけではこのダンスは理解できないのでは?

と、本当に思わされた事件でした。

 

ボート「レース」より速いわけではないかもですが、

野生の水鳥が大河をグングンと進んでいく様は雄大でした。

 

文章で伝えきれないのでいつか動画をアップできればと思います。